THE FACTメディアJAPAN | 2018/01/16 13:29
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コ・ヨンチョル(Koh Young Choul)前国防部専門委員。 |
今回、在米韓国人の離散家族の再会が実現され、北朝鮮に対する否定的なイメージが画期的に改善されることを期待する。
アメリカ国民は、北朝鮮が訪朝米国大学生ワームビア君を非人道的な扱いで帰国後、死亡させたことに対して対北感情が悪化している。したがって、北朝鮮をテロ国家に再指定した訳でだ。特に、化学兵器であるVXガスで兄を毒殺した金正恩の非人道的な仕打ちを非難している。さらに、党、軍の幹部を大量処刑した金正恩独裁政権に対して、米国は斬首作戦計画まで整えて対北軍事行動を前向きで検討している。
米国の最大制裁と軍事圧力が今現在、効果を発揮していると考える。北朝鮮は米国の対話プロポーズを何度も拒否した事があり、昨年末は習近平の特使も会わなかった。
今回、北朝鮮が平昌オリンピック参加と南北対話路線に舵を切った背景には米国の最大制裁と軍事圧力が効果を発揮していると言う証だと考えられる。北朝鮮は米国の対話プロポーズと習近平の特使も会わなかったからだ。
北朝鮮は、今回の南北対話と南北和合の機会を最大限に活かして、朝鮮半島の非核化のため、国際社会の期待を裏切らないように期待する。それこそ、南北が平和共存の環境で、北朝鮮が平和かつ豊かな国として生まれ変わる機会になるからだ。
*筆者はコ・ヨンチョル(Koh Young Choul)。
前国防部専門委員、韓国統一振興院専任教授、客員研究員、拓殖大学客員研究員。
研究、執筆、講演などの活動を通じて日韓友好に貢献。
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